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Julian Sedgwick
ジュリアン・セジウィック

Julian Sedgwick ジュリアン・セジウィック
 
みなさん、こんにちは!
 
ジュリアン・セジウィックと申します。イギリスで作家とセラピストをしています。今までに子どもやヤングアダルト向けの(でも、大人も楽しめます!)作品を10冊ほど出版してきました。また、禅・指圧セラピスト及びカウンセラーとして25年働いてきました。ケンブリッジ大学に在学中は、東アジアや哲学を学び、2000年以降は頻繁に日本を訪れています。
 
過去6年間、福島、宮城、岩手に通い、地域の方々から東日本大震災での経験やそれ以降の暮らしについて学ばせいただいてきました。日本の文化、哲学、禅(仏教)への長年の関心と、作家・セラピストとしての活動から、東北のみなさんの苦しかった経験、回復のための困難と努力、そして復興への道のりについて耳を傾け、世界の人々に声を届けたいと願っています。
 
2018
年の初めから、福島県南相馬市小高に関わりを持ち、お世話になっています。特に、『Tsunami Girl(津波ガール)』と言うヤングアダルト向け小説のリサーチをさせていただきました。このお話は、物語とマンガが半分ずつの本で、主人公である日本人とイギリス人のハーフの女の子が津波に巻き込まれ、その後様々なことを経験し成長していく物語です。この本はたくさんの賞の最終候補に残り、そのおかげでイギリスとヨーロッパの200の学校に呼ばれ、3.11とその後の地域の再生について話をする機会を得ました。『Tsunami Girl(津波ガール)』と『Tokyo Ghost Cafe(東京ゴーストカフェ)』は日本人漫画家の 轡田千重 (くつわだ・ちえ)さんと共に出版しています。

 
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弟の死後、今、私は東北のみちのく潮風トレイルを歩きながら、喪失と回復、トラウマと再建の物語を探しています。松島から歩き始め、釜石、「風の電話」を通り、回復と再生に関する新しいノンフィクションを書きたいと思っています。また、東北の人々の声を聞くことで、セラピーの仕事に新たな意義を見出し、自分自身の癒しにもつながることを願っています。
 
読んでいただき、またご理解いただき、ありがとうございます。

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With Kazuto Sugita 小高区、南相馬、福島県
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With Rev Taiou Kaneta, 栗原市、宮城県